2022年05月13日

ずるい仕事術

のぞ

今回は私が最近読んだ本として、「ずるい仕事術」という本をご紹介いたします。

目次としては以下になります。
・この本の概要
・学んだこと3点
・まとめ

■概要
元テレビ東京のプロデューサーの佐久間宣行さんがサラリーマン時代にどのように仕事に取り組み、数々のヒット作品を生み出してきた62の方法が書かれています。
6つの章に分かれており、それぞれの章のテーマにおいて大事なことが10つずつくらいで書かれています。

■学んだこと3点
1.信頼を積む
弊社代表もよくおっしゃっております。信頼が次の仕事を呼んできます。
信頼を積むための行動を行うことで、評価され一緒に働きたいと思ってもらえるようになります。
そのために特に大事だと思うことをピックアップしました。

・すぐ終わる業務はすぐに終わらせる。
例えばメールの返信。今すぐの回答はできないがメールで「現在確認中ですので、少々お待ちいただけますと幸いです。」と入れることで、現状の報告並びに、ちゃんとメールを読みましたよというサインになる。この一手間で信頼残高がたまっていく。すぐに行うことの大事さを改めて痛感しました。

・ホウレンソウの徹底。
自分が何をしていて、今のどういう状態なのかを必ず報告する。
そうすることで、上司もこいつはこれをしていて今こういう状態だから次はこの仕事をさせようと早い段階から決めることができ、プロジェクトも円滑に進むようになります。
上司にも上司がいるので、部下がホウレンソウを徹底することで、上司が上司からもらう評価も高くなりやすくなり、結果こいつと仕事をすると良いなと思ってもらえます。

ホウレンソウは自分がどの位置にいるのか自分を客観的な目線で見れているかどうか、きちんとKGIを設定し、そのKPIを設けられていないとできません。
ホウレンソウは自分への啓発にもつながり、現在の整理、それをもとにした業務の修正を容易に行うことを実現してくれます。

・会議における準備の徹底。
会議というのは誰にでも等しく与えられた発言の場です。
特に新人はなかなか発言する機会や、仕事のチャンスも少ないため自分をアピールできる機会が少ない。
そこで会議です。会議は上司が主導で回してくことがほとんどだと思いますが、この機を逃してはいけません。
あらゆる質問を想定し、すべてに答えられるように準備をします。
相手がなにを求め、何があると相手にとって良いものを届けられるか考え、とにかく会議に向けて全力で準備をする。
ここで評価を勝ち取れば、この方と一緒に仕事がしたいと思ってもらえます。
こいつと一緒に仕事をすれば円滑に進むなと思ってもらえば勝ちです。

会議を蔑ろにとらえている人が多いからこそ、ここで全力で取り組むことで他との差別化を図れます。
不安であれば徹底的に準備して臨む。あらかじめ上司に対してこういう準備、発言をしようと思ってますと確認を取るといいかもしれません。

2.褒めること
褒められて嫌な人はいないと思います。
相手を貶したり、陰口を言ったりしていては信頼を積むことができません。
また褒めるということは相手の良いところを見つけるということです。自分が良いと思うことは、それは自分に足りていなと感じていることだと思います。
つまり、何かプロジェクトを行う上で、足りないところに誰を配置するべきか判断しやすくなり円滑なプロジェクト進行につながっていきます。
これは私生活でもできることだと思っています。
日頃からいいところを探し褒めることで、すぐにその人の良いところを見つけらるようになると仕事もうまくいきやすくなると思います。

3.たかが仕事だとと思う
少々誤解を生む発言かもしれませんが、とても大事なことだと考えています。
要は「メンタル」>「仕事」です。
仕事はスポーツ同様、良いメンタルの上で成り立っています。
良いメンタルがあるからこそ良い仕事ができる。良いメンタルの人たちが集まれば、良い仕事につながります。
今あなたが良いメンタルを維持しようとすることから、良い仕事が始まると考えています。
まずはあなたのメンタルを優先的に考え、あ、だめだと思ったら思い切って休みましょう。
サウナや温泉、どこかに出かけるのもいいでしょう。
何も考えずただただ気分をリフレッシュさせる日を設けましょう。

■まとめ
ビジネスをやる上で重要なことがギュッとまとまっている著書でした。
これらはあくまで著者である佐久間さんが行なってきた内容なので、これを自分なりに昇華させる必要があります。
またこれらのビジネス書を読んで満足する方が多いと思います。
しっかりとこれらを1つでもいいから実践することから始める、行動することで変わっていきます。
見て終わりではなく、行動することを大事にしてずるくこれからも仕事をしていきたいと思います。

スマートソーシャル株式会社
HR事業部
片岡望実