2022年11月30日

なぜIPA試験を我々は受けるべきなのか?

むさ

先日、応用情報技術者試験を受験して参りました。
結果に関しては棚に置くとして。なかなか発見のある貴重な経験でした。

今回はこの貴重な機会を総括したく、重い腰を上げブログ執筆とさせていただきます。
※結果に関しては棚に置くとしています


IPA試験とは?

閲覧いただいている方ですでにご存知の方も多いかと思いますが、一応軽く触れておきます。
IPA試験とは正式名称を『情報処理技術者試験』といい、IPA独立行政法人情報処理推進機構という団体が実施している試験です。

ITに従事する人(しようとしている人)を対象としており、IT全般を試験対象としています
試験区分としてはレベル1からレベル4まで存在し、レベルが高くなるにつれて難易度も専門性も上がります。

今回私が受験した応用情報技術者試験はレベル3に属し、レベル感としては実務レベルの試験となります。


なぜ今回IPA試験を受けたのか?

私自身WEBエンジニアとしてのキャリアを今年から切っています。
年齢的にも遅発の自覚があり、少しでも自己学習に費やしたい意識があります。

応用情報技術者試験は実務歴1年程度の人間を対象としており、レベル感としてちょうどいいものでした。


結果はどうだったのか?

結果に関しては棚におくとします


試験で得られたもの

大きく2つあります。それは以下です

①技術の知識
②仕事の知識

具体的に

①技術の知識
応用情報技術者試験では幅広く技術の知識が求められます。
WEBプログラマとして馴染みのあるセキュリティやプログラムのことから、あまり馴染みのないハードウェアや通信の内容など多岐に及びます。

馴染みのある内容を体系的に学ぶことで知識を奥行きのあるものにできます。
馴染みのないものについては一度インプットすることで実務で出てきたときのアレルギー反応を減らすことができます。

②業界の知識
応用情報技術者試験では業界の知識も求められます。
これはITをつかった開発手法、ITを活用したフレームワーク、運用方法などです。

ここで得られるものはビジネスとしてITを捉えたときの視点とも言えるかもしれません。

エンジニアとして技術はもちろん大事です。ただ、技術とはあくまで手段です。
このへんを理解していないとだれのためのITかがわからなくなってしまいます

業界の知識は、自分が普段やっている業務をビジネスの文脈で理解する足がかりとして、すごく大切になってきます。


なぜIPA試験を我々は受けるべきなのか?

これはずばり、「仕事が楽しくなるから」です(決して資格手当がでるからではございません)

何度も言いますが、IPA試験ではIT全般の知識を体系的に学ぶことができます。
それは普段の業務で扱う内容を含みます。

例えば普段の業務で、
『なんかわかんないけど、wikiのコマンド叩いたら開発サーバー繋がる』とか、
『なんかわかんないけど、パソコン再起動したら直った』
とかもすごく大切なことです。

ただ、こういうのってすごくストレスなんです(自分はそうです)

ちゃんと理解して、分からないとしても問題の落とし所が自分の中でつけば上記のストレスは大幅に減ります。

そういう意味で、IPA試験の学習をすることで仕事の質が大きく変わりました。
結果的に仕事が今までよりも楽しく感じられています。

つまりこれこそが我々がIPA試験を受けるべき理由です(断言)



いかがでしたでしょうか?異論は認めます。多様性の現代ですからね。
ただ、普段の業務が楽しくないと少しでも感じるのであれば、応用情報技術者試験を受けたらなにか変わるかも?という話でした。。。。。