2023年07月24日

AI姉さんが訊く会社案内 -vol.5-

奥深い昭和ポップスの世界。エンタメ界のメンターから現在の世界的ヒットに迫る。

スマートソーシャルです。
「AI姉さんが訊く会社案内」は、AI教育と普及の第一人者であるCynthialy株式会社の國本さん(通称AI姉さん)が、世の中の面白い会社についてインタビューを行いながら紹介する場です。
今回は、音楽プロデューサーとしてご活躍されている株式会社WAVERS代表の西山宏明さんに、プロの視点から昭和ポップスの魅力について伺いました。更に、テレビ出演や雑誌掲載等、最近の興味深い活動に関しても教えていただきました。
それでは対談をお楽しみください。

※この記事は、國本さんの協力を元に、スマートソーシャルが開発したインタビュー生成AIサービスを利用して85%をAIで作成しています。
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奥深い昭和ポップスの世界。
エンタメ界のメンターから現在の世界的ヒットに迫る。

國本さん

初めまして、國本と申します。本日はどうぞよろしくお願いします。

西山さん

初めまして、よろしくお願いします。

國本さん

西山さん、簡単に自己紹介をお願いします。

西山さん

音楽プロデューサーとして、国内外のポップスからクラシックまでジャンルを問わずクリエイティブ・コンサルティングを行っています。アーティストと一緒に作品を生み出すことに生き甲斐を感じています。メジャーレーベルを経て、2021年に株式会社WAVERSを創業しました。エンタテインメントの未来を拡張したい!と日々無我夢中です。

國本さん

90年代初期から数多くのアーティストを発掘、育成してきたヒットメイカーだとお聞きしました!

西山さん

平成元年から音楽業界のプロになりました。アーティストとの出会い、関わるスタッフの皆さんとの出会いが何より仕事の大前提ですね。出会いこそ、僕の宝物です。出会えるチカラも重要です。家族・恋人・友人のような繋がりとはまた違った形で、四六時中アーティストのベストを考える、とても濃密な関係なんです。作品はそんな土台から生まれてゆく。ヒットは嬉しいですが、誰かの人生に深く影響するような作品に関わったとしたら感無量です。

國本さん

本日はプロの視点から、昨今の音楽の流行に関してお伺い出来たらと思います。早速ですが、最近の若い世代に「昭和ポップス」が人気だそうです。これはどうしてなのでしょうか。

西山さん

「昭和ポップス」いわゆる昭和レトロブームともリンクしていますね!僕は「音楽のバトン」をライフワークにしています。特に生まれ育った「昭和」の魅力を伝えたいですね。

西山さん

人気の理由は、若い方々の親世代が「昭和ポップス」世代だったこと、TikTokなどのSNSのインフルエンサーの影響、音楽サブスクリプションの影響、海外からの逆輸入の形でのシティポップの潮流、この辺りがありそうです。ユーザーにとっては、出会った時が「新曲」という恵まれた時代とも言えます。「昭和ポップス」といっても幅広いんですけどね。

國本さん

なるほど。「昭和ポップス」は歌謡曲がメインだと感じます。

西山さん

そうですね、歌謡曲、ニューミュージック、ロック、フォーク、ジャンルは様々ですが、昭和の娯楽の一番はテレビでした。一家団らん、お茶の間です。歌番組での歌謡曲やアイドルと言われたシンガーが華やかだった時代です。
今の「昭和ポップス」流行も、親と子のコミュニケーションツールとしても役立っている気もします。

國本さん

当時の歌謡曲は大人も子どももテレビで覚える大衆性を強く感じます。
これには何か理由があるのでしょうか。

西山さん

「歌詞は4分間の映画のシナリオ」という阿久悠さん(作詞家)の言葉があるように、ドラマチックで一気に世界観に惹き込まれる感じでした。曲の構成は今よりもずっとシンプルだけれど、最後まで通して聴くことで味わい深くなる。起承転結ですね。日本語のノリが美しく響くメロディーはもちろん、特に歌詞が重要な位置を占めていました。普遍的なテーマも多く、人間の本性を描く歌詞は時代を超えてゆくのではないでしょうか。

國本さん

確かに、1番と2番で主人公の様子が変化してゆく時間軸のイメージも多くありますね。

西山さん

今のように一般的な録音機器や録画機器が各家庭になかった時代。テレビだけで覚えてしまう作品パワー、歌い手のパフォーマンスパワーがありました。

國本さん

歌番組でのインパクトも相当強かったと思います。例えばピンク・レディーは誰もが知っていたし、歌って振り付けも国民的なブームでした、録画もない時代で。歌唱力、振り付け、表現力、パフォーマンスの実力も高くないと生き残れなかった、そう感じます。

西山さん

昭和の時代には「大スター」という言葉が似合う人たちが多いです。その圧倒的な大スターをサポートするプロ集団が活躍していました。アイドルをはじめとする歌い手の個性が際立っているのが昭和ならでは。プロジェクトなんですね。プロの作詞家・作曲家・編曲家・プロデューサーの創作は、入口から出口まで全て計算されています。衣装や振付もインパクトが重要でした。

國本さん

テレビのチャンネルを変えられないように、そんな気迫もあったのでしょうか。テレビ出演の1曲の短い時間でファンを増やさないといけない。だからこそ生まれたキャッチ―なメロディーとストーリー性の高い歌詞、インパクトある衣装とメイク。いわゆる「芸能界」煌びやかなショービズの世界を感じます。

時代を超えるエンタテイメント

國本さん

世界的にシティポップが流行しているのも何か理由がありそうですね。

西山さん

今の世界的なシティポップのヒットは日本からではなかったのです。灯台下暗しというか。再発見された感じがします。中国からの漢字をひらがな、カタカナにしていったように、欧米の大衆音楽を日本ならではの解釈で発明していった、そんなオリジナリティが海外からは新鮮だった
のでしょう。

國本さん

なるほど、、日本独自の変化を遂げたという事ですね。TikTok等の動画配信アプリでシティポップがよく流れてきますし、そこに古いとか新しいとか関係なく、SNSが媒体となって音楽を知るきっかけを広げている気がします。

西山さん

「昭和ポップス」の特徴としては、歌は世に連れ世は歌に連れ〜ではありませんが、高度成長期からバブル時代への勢いを体現していたのかもしれません。

西山さん

昭和、平成、時は流れ、令和となりました。昭和を知らない世代が昭和ポップスに興味があったり、当時のアイドルやアーティストの熱烈なファンだったりしています。平成生まれ昭和育ち、そのうち、令和生まれ昭和育ち(平成育ち)と言われる人たちが増えてゆくと思います。世代を超えて作品に新たな魅力が発見されるのです。素晴らしいことです。音楽のバトンとも言えます。「作品」は時代を超え、どの時代の人の心にも刺さっていくのですね。

國本さん

西山さんはライフワークとして精力的に「昭和ポップス」に関して活動されているとか。

西山さん

今夏8月のNHKのEテレ『趣味どきっ!』に案内役としてレギュラー出演することになりました。講師とMCを担当しています。
NHK 趣味どきっ!「歌って味わう!昭和レトロポップス」
放送 Eテレ / 毎週水曜日 午後 9:30-9:55
再放送 Eテレ/翌週水曜日 午後 0:15-0:40
初回放送:8月2日(水)Eテレ[再放送 8月9日(水)Eテレ]

國本さん

番組ではどんなことを行うのでしょうか?

西山さん

昭和の名曲を味わって「歌う」そのコツを学べる番組です。FRUITS ZIPPERの鎮西寿々歌さんと仲川瑠夏さん、INIの藤牧 京介さんが生徒役で、ボイストレーナーの今井マサキさん、安倉さやかさんとご一緒します。

國本さん

面白そうな内容ですね!カラオケで「昭和ポップス」を歌うとどの年代も知っているので盛り上がりますし、上手く歌うコツを学ぶと世界が広がりそうです!

西山さん

番組テキストも出版します。放送とは別枠で、私がプロデューサーをしていたMay J.さんとの対談、昭和アイドルソング史、俳優と音楽シーンの関係といった西山コラムも掲載します。読み応えがありますよ!

國本さん

盛りだくさんですね✨

西山さん

『昭和50年男』24号(8月10日発売予定)では、西山宏明が「昭和ポップス」にスポットをあてたインタビューが掲載されます。超ときめき♡宣伝部の坂井仁香さんと小泉遥香さんをゲストに迎え、世代を超えた対談となっています。

國本さん

リアルタイムでご活躍されている令和のアイドルと昭和の魅力を語るとは、一体どんな内容になっているのか気になります!

西山さん

是非、チェックしていただければ!

國本さん

本日は、どうもありがとうございました!
Guest Profile

西山 宏明HIROAKI NISHIYAMA

音楽プロデューサー、株式会社WAVERS代表取締役社長。1966年、神奈川県横浜市生まれ。1991年より数多くの才能を発掘・育成してきたヒットメイカー。レコーディングにおけるボーカルディレクションはアーティストから絶大な信頼を誇る。ポップスからクラシックまでジャンルを超えたクリエイティブ・コンサルティングを得意とする。ユニバーサルミュージック、トイズファクトリー、エイベックス等メジャーレーベルを経て独立し株式会社WAVERSを創業、エンタメ界のメンターとして活躍中。西山宏明オフィシャルサイト:https://heiseireiwa.tokyo

Interviewer Profile

國本 知里CHISATO KUNIMOTO

早稲田大学大学院卒業後、外資ITのSAPにてHR SaaSエンタープライズ営業、北欧マーケティングリサーチプラットフォームベンチャーにてアジア領域の事業開発等を経験。その後、AIスタートアップ・Cinnamon AIの事業開発マネージャーとして、大企業向けAIビジネス新規事業・営業・マーケに従事。その後、1社創業しAIスタートアップ複数社のマーケティング・広報立ち上げ・DXスタートアップ向けのハイクラスエージェントを立ち上げ等。2022年10月にCynthialy創業。
生成AIリスキリング事業、クリエイター向けAIスクール事業を展開。

 

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