2023年12月01日

あなたの知らないビジネスの世界探訪 -vol.18-

年齢や羞恥心をネックに諦めたことがある貴方にこそ見て貰いたい。年齢や失敗に囚われず挑戦を楽しむ生き方のコツ

世の中にはさまざまなニーズが存在し、多種多様なビジネスがあります。
業界内の人々にとっては当たり前のことでも、業界外に出てみると知らないことばかりです。

今回は、株式会社リブトゥデイ代表の光島太郎さんに取材しました!現在まで、数々の過酷な挑戦を行ってきていたという光島さん。
「初心者になる事は挑戦している証拠」という言葉をキーワードに年齢や失敗に怯まない生き方についての秘密を伺いました。
光島さんが何故過酷な挑戦に挑み始めたのかご経験を含め、弊社の社員が詳しくお話をお伺いしました。

ぜひ、内容を楽しんでみてください♪

※この記事は、國本さんの協力を元に、スマートソーシャルが開発したインタビュー生成AIサービスを利用して85%をAIで作成しています。
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光島太郎TARO MITSUJIMA

平成元年(1989年)株式会社リクルート入社。All About Japan(現オールアバウト)立上げ、インターネットマーケティング局での提携業務、マーケティング局でのTVCM等宣伝業務を経て、株式会社電通との共同出資会社の株式会社メディア・シェイカーズ代表取締役就任。2018年に株式会社リブトゥデイ創業。ライフワークとして「年齢なんか関係ない」「踏み出す」をテーマに企業・団体での講演、大学・高校での講義・授業なども。

1人会社ならではの”キメゴト”

中島

初めまして。本日はよろしくお願いいたします!

光島さん

よろしくお願いします。

中島

リクルートではネット事業の立ち上げに携わったり「R25」を展開していた(株)メディアシェイカーズの代表をされていたと伺いました。リクルートにはどの位在籍していたのでしょうか?

光島さん

2017年、50歳で退職しました。

中島

リクルート退職後は何をされていたのでしょうか?

光島さん

1年の大半、旅をしていました。

中島

どこへ旅に行きましたか?

光島さん

ハワイでウィンドサーフィンと波乗り「一人合宿」、念願のキューバ、テニスの全米オープン、
シカゴからロスまでハーレーで「ROUTE66」を4000㎞走破、
アタカマ砂漠・パタゴニアの各250㎞自給自足のフットレース参戦・完走、などです。

中島

凄い密度ですね…!後ほど詳しく伺います!現在はどういった業務を行っているのでしょうか?

光島さん

現在は、「スケダチ屋」「お手伝い屋」的立ち位置で一人会社をやっています。
悩みや課題があるお客様からご相談を受けたり、別の解決出来る方を繋げたりしています。
これまでの広告営業やアライアンス交渉の経験を活かしてビジネスモデルの構築やマネタイズの模索のお手伝いなどもしております。

中島

今まではどういった仕事があったのでしょうか?

光島さん

業種や業務内容は様々ですが、主なものでは、某旅行サービスの顧問、某旅行会社のWebビジネス化、
某スポーツ系サービスのビジネスモデル構築などです。

光島さん

直近で「会社譲渡」「事業撤退」の経験がありますので、
コロナ禍の時期には「事業撤退」「事業売却」などのご相談をいただくことも多かったです。

中島

ご経験を生かした幅のある相談が来るのですね、!
光島さん、相談しやすい雰囲気有りますもんね。

光島さん

関西人やからですかね(笑)

中島

話しやすさがあるので、それも理由かも知れないです(笑)

中島

会社のビジョンとミッションについて教えていただけますか?

光島さん

リクルート在籍時、ビジョン・ミッション関連は頻繁にやりました。
ただ、せっかくの「一人会社」ですので、ビジョン・ミッションは設定せず、「キメゴト」だけは設定しました。

中島

なるほど、「キメゴト」ですか!

光島さん

キメゴト1「雇わない・雇われない」
キメゴト2「離合集散:プロジェクトごとに集まり、プロジェクトが終われば解散」
キメゴト3「自分が解決出来ない事は出来ないとはっきりお伝えし、出来ない場合は解決出来る人・会社・サービスにつなげる」

中島

離合集散を「キメゴト」に入れているのは何か理由がありますか?

光島さん

「各々の強みを前提とした役割分担」「プロジェクト期間に全力投球」「必要に応じて迅速な軌道修正」「結果の明確化」などがポイントかなと。
あと「他のプロジェクトと並行して進めやすい」のもありますね。

中島

確かに、プロジェクトごとの区切りが明確だと分かりやすいですよね。
キメゴト3には、何か背景があったのでしょうか?

光島さん

リクルート時代は、自分1人で解決する事が難しいことでも「出来るか?」と訊かれたら「出来る」と言いがちでした。
当時は、チームや組織で動いていたのもあり自分をサポートしてくれる仲間がいたので出来ると言えたんやなあと。
現在は1人で会社をやっているので、自信を持って出来る所はお客様に寄り添いながら推進していきますが、
出来ない事は出来ないと明確に伝え、出来る人などを紹介しています。

中島

出来ない事を出来ないと言ってくれた方が、信用にもつながりますよね。更に、解決出来る人を紹介してくれたら更に信用に繋がります。

光島さん

そうですね、その繰り返しです。

「初心者になる事は挑戦している証拠

中島

色々な挑戦を行っているという光島さんですが、現在までどのような挑戦を経験したのか詳しくお伺いしてもよろしいでしょうか?

光島さん

ビジネスでのチャレンジはリクルート時代に失敗も含めてかなりやってきました。
特徴的なこととして、40歳頃から「変態系レース」(笑)などのチャレンジがスタートしました。

光島さん

先ほども少し触れましたが、アイアイマンレース(スイム3.8km→自転車180㎞→ラン42.195㎞)、
砂漠を7日間自給自足で250km走るレースや南極250㎞のレース、160㎞トレイルランレースなどチャレンジ開始しました。
最近ですと、突然地球のテッペンに行きたくなり世界最高峰エベレスト登頂を目指そうと。
そのトレーニングとして南米大陸最高峰標高6960mのアコンカグアに登頂成功しました。
残念ながらエベレストはコロナで2年連続中止になりましたが、その代わりに、チュニジアサハラ砂漠ラリー2000㎞にチャレンジしてなんとか完走できました。

中島

凄い!今ライフライン閉ざされたら絶対に光島さん生き残ると思います(笑)

中島

レースや挑戦に取り組んだきっかけは何でしたか?

光島さん

30代後半までビジネスも順調で、それなりに給料も貰えていたのですが「なんかこのままでええんかな。。」と思うようになりました。そんな時、あるドキュメンタリーを見たんです。
同い年のプロウィンドサーファー飯島夏樹さんが癌で亡くなるまでのドキュメンタリーでした。
その番組の中で飯島さんが「生かされている」と仰ったんです。
私はその言葉の意味を「周りに感謝しながら挑戦する事」だと勝手に解釈しました。

中島

なるほど。それがきっかけだったのですね。

光島さん

仕事もプライベートも「それなりに」充実している中で、何に挑戦するかと考えた時、まずは子供の頃やりたかった事をやってみようと。

光島さん

子供の時にやりたかったものが3つあって
⑴ ヨットで太平洋横断したい!(堀江謙一さんに憧れていたので)
⑵ レーサーになりたい!(スーパーカーブームの世代なので)
⑶ プロレスラーになりたい!(アントニオ猪木信者なので)

光島さん

一級船舶免許を取得しましたが、会社勤めの私には費用面でさすがにヨットは持てず。
レーサーになるために国内Aライセンスも取得しましたが、同様の理由でレースには参戦できず、という状況に。
まずい、あとはプロレスラーのみ(苦笑)

中島

とてつもない行動力です、、!

光島さん

最後に、プロレスラーになろうと思い道場に行ったのですが、結果としてキックボクシングジムに入門しました。
これが「挑戦するぞ!」と決めてからのはじめての「踏み出し」でした。
やりだすとハマり、試合のリングに上がりたくなり、アマチュアライセンスを取得し、41歳の時についに試合のリングに上がりました。
相手は26歳。判定負け。そこで「妬みではない純粋な悔しさ」を味わいました。

中島

41歳で試合に出たんですね!頑張ったからこそ味わえる悔しさってありますよね。

光島さん

久しぶりに「妬みではない純粋な悔しさ」を味わえて、その結果実感したのは、
この悔しさはチャレンジした者にしか経験できないなと。
その後、アイアンマンレース、サハラ砂漠250㎞自給自足レースに参加したりと、
どんどんチャレンジすることが面白くなってきました。
チャレンジサイコーやん!と

中島

やりたいと思って直ぐに行動出来る「行動力」がずば抜けています。何故ここまで行動できるのでしょうか?

光島さん

初心者になる事を楽しんでいるからですかね。歳を重ねてくると、新しいことをやることがめんどくさくなったり、
他人、特に年下から教えてもらうのが恥ずかしくなったり、「失敗」したくなくなったりするんですよね。

中島

年を取ると新しい環境に身を置かなくなる、とよく聞きますよね。

光島さん

5年前スケボー教室に行ったのですが、先生が中3で生徒は子供達しかいなくてオッサン1人だけやったんです(苦笑)。
でも、めっちゃ楽しくて実際にスケボー乗れるようになりましたし、そういうハードルが下がったというか、
初心者になる事が凄く楽しくなったんです。そして、可能性が拡がった、と。

中島

光島さんは、挑戦していく過程すらも楽しんでいる感じがします。

光島さん

初心者になるっていう事は、一歩踏み出した!と同義だと思います。
以前、大阪大学で講義した際に学生さんに「初心者になるということは挑戦者になるということだ!」と感想をいただいたのですが、まさに!と。

中島

初心者になる事は挑戦者になる事ですか…!

光島さん

チャレンジしたから失敗できた!、失敗も別に恥ずかしいことではない、
失敗したらええネタが出来たって笑い飛ばせばいい、と思うんです。
人って成功ネタよりも失敗ネタの方が盛り上がるやないですか。
そのくらいFree&Easyでいったらええんちゃうんというのは経験則の1つです。

中島

確かに失敗したネタの方が笑い話に出来るし、失敗を恐れなくなったら色々挑戦出来るようになりますよね。

好奇心を持ち続け、周りの挑戦に刺激をうける大人

中島

光島さんは、どのようにして目標を設定して、それに向かって進む計画を立てていますか?

光島さん

目標というより「やりたいこと」を明確にする際「自分の好奇心に素直になる」がベースになっています。
それを可視化した「くたばるまでにやりたいことリスト」を作成しています。
「魚を捌けるようになる」など内容はエベレストから魚まで多種多様ですが、そのリストに忠実に動いてますね。

中島

やりたい事が明確だとそれに従って動けばいいから、リストを作るの良いですね!

光島さん

その「やりたい事」に対してのプロセスやたどり着き方はテーマによって全然違いますが、
綿密に計画を考えて「悩みすぎる」と思考停止・行動停止に陥ってしまうので、悩み過ぎるくらいならまずは行動に移しています
レッスンの申し込みとかまずはワンアクションやってみることが大事かなと思います。
やってみて自分に合わない、イマイチであればやめたらいいと。

中島

確かに、やろうやろうと思ってもなかなか行動に起こせないし、出来ない理由を探し始めてしまいますね。

光島さん

そうなんですよ。でも、考えてプロセスを組み立てて行動することも重要だとは思います。
ただ、悩み「すぎる」ぐらいなら「やっちまえ!」と。

中島

非常に分かります…。光島さんは行動力もさながら好奇心が旺盛ですよね。

光島さん

好奇心って歳を取ってくると無くなってくるし、表に出すのが恥ずかしくなるんですよね。
それって、ほんまにもったいないな、と。「ええやん、やってみたいねんから」でOKかなと。

中島

挑戦した時は、どんな場面で幸福を感じますか?

光島さん

大きな成功体験よりも小さい成功体験が好きですね。例えば、コロナ禍でピアノをやり始めたのですが、初めは楽譜も読めなくて、まずは右手で次は左手でも弾けた!ついには両手で!みたいな、昨日まで出来なかったことが今日できた!が好きです。
小さい成功体験が積み重なって自分の可能性が広がって行くなと感じます。

中島

そうですね、小さい成功体験が沢山ある方が幸福感が高そうです。

光島さん

あと、これをやろう!やってみよう!と決めた時の「ワクワク」感が好きです。申込んでもーたー!、これどないなるんやろ?、どこまでやれるんやろ?とか。

中島

確かに、未知だとワクワクしますよね。目標を達成する時ではなく、目標を設定した時なんですね!

光島さん

もちろん達成できた時もめっちゃうれしいのですが、踏み出した時の「ワクワクドキドキ感」がたまらなく好きです(笑)

中島

なるほど、目標を設定したらまずやっていることはありますか?

光島さん

まずまわりに「宣言」します。自分を追い込むため、ということも多少はありますが、
まわりに共有することで、興味・共感・応援してくれる仲間が集まってきます。
その結果が失敗に終わったとしても、「有言実行失敗」もおもろいんです(笑)みんなでネタにして笑い飛ばしてます。

中島

宣言して失敗するのも笑い話に出来ますもんね!(笑)
仲間の挑戦を応援出来て失敗もネタに出来るような空間があることが大事な気がします。

光島さん

仰る通りですね。仲間が規模の大小を問わず何かを成し遂げたとき、
「けっ」と嫉妬・妬む人と「おっ」と純粋に刺激を受ける人の2つに分かれるんかなと。
私も昔は前者だったのですが、いろんなチャレンジを通して、
仲間からシンプルに「おっ」と刺激を受けることが多くなりました。
そんな仲間が増えると周りの成功で刺激し合える良い関係が循環すると思います。これ、めっちゃ大事やなと。

これからの人生、生き方

中島

今後の挑戦や目標について教えていただけますか?または、どのような新しい挑戦を計画していますか?

光島さん

来年、ケニアのサファリでライオン・シマウマ・ゾウなどが生息している中を230㎞脚で走るレースに出ます。
それ以外にも「変態系レース」をいくつか画策中です(笑)
また、次世代・次々世代となる学生や子供たちが、
「臆することなく一歩踏み出す・踏み出せる」キッカケを創っていきたいな、と。
これは我々世代の責任だと思います。

中島

自分がチャンスを与える側に立つって良いですね!

光島さん

あとは「介護領域」になにか一石を投じれないか、は常に考えています。
自身、約10年間両親の「遠距離介護」を経験済みです。
人それぞれで状況が異なり、正解がない中、介護する側される側、サービス提供側になにかできないか、、
まだ見えてきてはいないですが。

中島

なるほど。確かに今、どんどんと介護職員が減ってきている中で変革が必要ですもんね。
最後に、人生100年時代を挑戦的にどう生きて行きたいですか?

光島さん

これまでもこれからも「明日死ぬかもしれんし」という前提で生きてますので、
「くたばるまでにやりたいことリスト」をひとつずつやり切っていきたいですね。
「やりたいこと」がどんどん増えてきていますが(苦笑)。
くたばるときは「あれやって“おけば”よかった」ではなく、「あれやって“おいて”よかった」で終わろうと。

中島

明日死ぬかもしれないという意識は大事ですね。その意識が挑戦へのワンアクションに繋がりますし。

光島さん

思い返すと、40代の頃はリクルートで相応に激務で、
それと並行して最低2週間の長期休暇が必要な「変態系レース」などに参戦してました。
仕事・時間・お金、、、などさまざまな「制約条件」がありましたが、「創意工夫」してどう乗り切るか、プロセスをどうおもしろがるか、そこがイチバン楽しかったなと。
ある意味、レース本番よりも(苦笑)。「時間もお金もフリー」「制約条件なし」って実は全くおもしろくないかもです。

中島

確かに、制約条件は動かせないからこそ、条件外をいかに楽しむかが大事ですね。
光島さん、本日はどうもありがとうございました!

光島さん

ありがとうございました。

今回の発見

  1. 初心者になる事は挑戦している証拠。失敗しても笑い話にしてしまえば良い。
  2. 年齢に囚われずに好奇心に従って楽しむべし。悩みすぎると良くないのでまずは行動を起こすことが大切。
  3. 生きていく上で発生する制約条件をいかに上手く工夫して楽しめるかが大事。

今回の記事いかがでしたでしょうか?

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