2024年09月04日

あなたの知らないビジネス探訪-vol.29-

ゼロから生み出す井上大紀さんの挑戦、スタートアップ支援の魅力に迫る!

 
世の中にはさまざまなニーズが存在し、多種多様なビジネスがあります。
業界内の人々にとっては当たり前のことでも、業界外に出てみると知らないことばかりです。

今回は、株式会社Sunny’s 代表取締役の井上大紀さんに取材しました!
多様なキャリア経験がある井上さん、その数々でたくさんの挑戦をしております。

スタートアップ支援における井上さんからの深い洞察やヒット作のアイデアの見つけ出し方など
楽しく働いてきた井上さんのキャリアに注目!

※この記事は、AIのスペシャリスト國本知里さんの協力を元に、
スマートソーシャルが開発したインタビュー生成AIサービスを利用して85%をAIで作成しています。

スマートストーリー

井上 大紀 INOUE HIROKI株式会社Sunny’s 代表取締役 / アル株式会社 執行役員
スタートアップ企業でCOOとして従事後、2020年に株式会社Sunny’sを創業。
主にシード、アーリー期のスタートアップ企業にフォーカスして経営や事業の支援を行う。
奥さんと子供2人、最近飼い始めた子犬と一緒に4人+1匹家族で楽しく生きています。

 

 

新環境で切り拓く挑戦

中島

本日はよろしくお願いいたします!まず現在の活動について教えていただけますか?

井上さん

こちらこそ、よろしくお願いします。
今はシード/アーリーステージのスタートアップ企業の経営や事業、サービス作りの支援をしています。
4年前に独立してから、様々な経営者と一緒に事業やサービスの立ち上げを手伝っていますね。

中島

4年前に独立されたんですね。
シード/アーリーステージなどの立ち上げ期にフォーカスした理由は何ですか?

井上さん

ゼロイチからサービスや事業を立ち上げるのが好きなんです。
小さい頃からずっとモノづくりが好きだったので、その延長線でやっているのかもしれません。
経営周りも好きですが、やはり自分は手を動かして形にして、世の中にだす一連のプロセスが一番楽しいですね。

中島

なるほど~!着々と育っていくところは確かにやりがいを感じますもんね!
では、現在の活動に至るまでの経緯を教えていただけますか?

井上さん

新卒でポイントメディア企業に営業として入社しました。
社員が30〜40人ほどの時期で、そこから急成長していくのを間近で見ました。
そこでもっと大きな会社で経験を積んでみたいと思い、2年後に退社してモバイルコンテンツ事業を行っている大手ベンチャー企業に転職しました。

中島

そこで弊社の酒井ともご一緒されたんですね?

井上さん

そうなんです。その時に酒井さんと大手の銀行や企業のモバイルマーケティングの手伝いを行っていました。
その事業部が1年もしない内に別企業のところに売却されてしまい、当時の同僚たちは独立する方や別の会社に転職する方もいましたね。

中島

井上さんはどのような判断をされたのですか?

井上さん

当時、スタートアップという言葉が出始めた頃で、次は小さい会社が良いなと思い、従業員10人ほどの小さな制作会社に営業兼ディレクターとして転職しました。自社の開発リソースが空いたから好きにリソース使って良いよと許可を頂いて、元々モノづくりが好きで自分でもアプリを作りたいなと思っていましたので、そこで初めてアプリを作って発表しました。

中島

アプリを作成していた当時は、どういったポジションで動いていたのでしょうか?

井上さん

今の言葉でいうとPM的な立場でしたね。ToBの受託開発を行っていたので、エンドユーザー向けのサービスToC向けの楽しいサービスを作ろうよという社内にプレゼンを行う所から始めました。
元々ToB思考の会社ではあったので、ちょっとずつ社内の雰囲気を作る所からカルチャーを変えていきました。
既に受託で開発を行っている会社だったので、開発が進むのは早かったですね。

中島

企業の雰囲気すらも変えて行くとは行動力が凄いです。社内はすぐに動いてくれる雰囲気に変わったのでしょうか?

井上さん

そうですね。
当時若手だった僕が「こんなサービスやりませんか!?」と言って、周りのエンジニアさんたちが乗ってきてくれたので、
企画や開発が止まることはなかったです。みんなノリのいい方たちでした。

中島

社内の雰囲気も良かったんですね。困難なこともあったと思いますが、どう乗り越えたのでしょうか?

井上さん

困難が・・・実は思いつくものは無くて(笑)
それもやはりチーム全体が興味を持ってついてきてくれたのが大きかったんだろうと思います。
周りがついてきてくれるって当たり前ですけど、中々難しい事でもありますよね。

 

日常から生まれるヒット作

 

中島

その後は、本格的にスマホアプリ開発にも関わられていたとか。

井上さん

はい、制作会社を退職して、ToCスマホアプリの開発をしていたスタートアップに転職を行いました。
その会社ではPMや責任者としておそらく50個近い数のスマホアプリの開発や運営に携わって、
その内5年間は取締役COOとして経営や事業、組織の戦略などもみていました。

中島

50個のアプリですか!凄いです。どんな風にアイデアが生まれるんでしょうか?

井上さん

学生時代に映画や脚本を作っていたので、当時はその延長でアイデアを考えることが多かったかもしれません。
好きな映画をモチーフにしたカジュアルゲームアプリを作ったりしてましたね。

中島

へえ〜!

井上さん

当時その会社はまさにシード期のスタートアップで予算もあまりなかったので、お金を使わずに
いかにバズらせることができるか
、という点も大切にしていました。
広告宣伝費を一切かけずにバズだけで40万ダウンロードくらいされたアプリもありましたね。

中島

広告費無し?!話題性をちゃんとキャッチアップできるPMすごすぎる・・・!
どうやって実現されたんですか?

井上さん

時代の流れに乗れたことが大きいですね。
スマホアプリ市場の拡大期と考えた企画がうまく噛み合ったので、人々に触れてもらえる機会が増えたのだと思います。
当時はそういった企画を普段の生活の中から「これはウケそうだな」とか考えてましたね

中島

日常にウケる物は転がってるんですね。アンテナを常に貼ることの意識が重要そうです!

 

楽しさが原動力、失敗から学ぶ

 

中島

未来についてもお聞きしたいです。これからの活動や目標は何ですか?

井上さん

これからもシード/アーリー期、つまり起業したばかりのスタートアップ支援にフォーカスしていきたいですね。
これまでに15社ほどお手伝いしてきましたが、もっと多くの企業をお手伝いしたいと考えています。

中島

15社も支援されているんですね。
どういった基準でサポートする企業を選んでいるのでしょうか?

井上さん

「楽しい事業」や「優しい事業」に惹かれますね
他にも自分の知的好奇心をくすぐられるような内容だったり、エンターテインメント系のプロジェクトとかですかね。

中島

どのような姿勢で経営者や企業の支援をされているんですか?

井上さん

いわゆるコンサルティング的な自分が持っている知識、ノウハウを一方的に提供する感じではないですね。
スタートアップは変数ばかりでそう簡単に正解となるアドバイスなどできないので。
自分の知識、ノウハウは最大限提供するのは前提で、お手伝いする企業の経営者と一緒になって、どうすれば事業やサービスが成長するかと一緒に考えて、一緒に実践しているようなイメージです。

中島

伴走型のサポートが井上さんのスタイルなんですね。そちらの方が仲間意識高くなりそうです!
具体的にはどのような知見を提供されていますか?

井上さん

新規事業は99%失敗すると考えてるので、過去の成功よりも失敗から経験してきた「そっちの方向は微妙かも」みたいな話をすることが多いかもしれません。自分もたくさんの事業やサービス立ち上げしてきて、たくさん失敗してきたので。
経営や組織の戦略も含めて、何事も失敗の経験から学べることは多いです

中島

なるほど!自身の信念や仕事に対する姿勢も教えていただけますか?

井上さん

知的好奇心とアドレナリンが原動力です。金銭的な報酬よりも、自分がその仕事を楽しんでいるかどうかが重要ですね
楽しいとこなせる仕事量も増えますし結果や成果も自然とついてくるものかなと思っています。

中島

確かに楽しいとアドレナリンが出てとても熱中してしまいます!
最後に、井上さんがこれから目指す場所はどこでしょうか?

井上さん

やはり今後もスタートアップの支援を続けていきたいです。
あと、自分自身が割と多様なキャリアを歩んできているので、その経験から得た「幸せに働くこと」というテーマの情報発信などもしていきたいと思っています。楽しく、幸せに働く人を増やしていきたいですね。

中島

井上さん、本日は貴重なお話をありがとうございました!

今回の発見

  1. 成功よりも失敗からの教訓が、成長を導く
  2. 普段の生活の中にも、”バズる”企画のアイデアが転がっている
  3. 仕事が楽しいと、こなせる仕事量が増えて結果や成果も自然とついてくる為、仕事を楽しめることが一番大事

今回の記事いかがでしたでしょうか?

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